結論
if
if("条件")
{
"条件に当てはまった場合の実行コード"
}
if-else
if("条件")
{
"条件に当てはまった場合の実行コード"
}
else
{
"条件に当てはまらなかった場合の実行コード"
}
if-elseif
if("条件1")
{
"条件1に当てはまった場合の実行コード"
}
else if("条件2")
{
"条件2に当てはまった場合の実行コード"
}
else if("条件3")
{
"条件3に当てはまった場合の実行コード"
}
...
if-elseif-else
if("条件1")
{
"条件1に当てはまった場合の実行コード"
}
else if("条件2")
{
"条件2に当てはまった場合の実行コード"
}
else if("条件3")
{
"条件3に当てはまった場合の実行コード"
}
...
else
{
"どの条件に当てはまらなかった場合の実行コード"
}
if文とは?
if文とは、「もし〇〇なら、△△を行う」のように、条件によって実行する内容を変更するための文です。
プログラミングにおいて最も重要と言っても過言ではないので、ぜひ使いこなせるようになりましょう!
最も単純なif文
最も単純なif文は、以下のように記述します。
if("条件")
{
"条件に当てはまった場合の実行コード"
}
ここで例として、「もし入力された数値が10以上なら、”10以上だよ!”と表示する」というコードを書いてみましょう。
#include<iostream>
int main()
{
int input;
std::cin >> input;
if(input >= 10)
{
std::cout << "10以上だよ!" << std::endl;
}
return 0;
}
上記のコードを実行して10以上の数値を入力すると、”10以上だよ!”と表示されます。
また、10未満の数値を入力すると、何も表示されずにプログラムが終了します。
このように、条件によって実行する内容を変更することができるのが、if文です。
if-else
if-else文とは、「もし〇〇なら、△△を実行する。そうじゃなければ、▲▲を実行する。」
のように、if文に加えて「そうじゃなければ」の条件を付け加えるための文です。
if-else文は以下のように記述します。
if("条件")
{
"条件に当てはまった場合の実行コード"
}
else
{
"条件に当てはまらなかった場合の実行コード"
}
ここで例として、先程のif文の処理に加えて「入力された数値が10未満の場合は”10未満だよ!”と表示する」というコードを書いてみましょう。
#include<iostream>
int main()
{
int input;
std::cin >> input;
if (input >= 10)
{
std::cout << "10以上だよ!" << std::endl;
}
else
{
std::cout << "10未満だよ!" << std::endl;
}
return 0;
}
上記のコードを実行して10以上の数値を入力すると、”10以上だよ!”と表示されます。
また、10未満の数値を入力すると、”10未満だよ!”と表示されます。
このように、ifの条件に当てはまらなかった場合に、違う内容を実行することができるのが、if-else文です。
if-elseif
if-elseif文とは、「もし〇〇なら、△△をする。●●なら、▲▲をする。」のように
if文に加えて、違う条件を加えるための文です。
if-elseifは以下のように記述します。
if("条件1")
{
"条件1に当てはまった場合の実行コード"
}
else if("条件2")
{
"条件2に当てはまった場合の実行コード"
}
else if("条件3")
{
"条件3に当てはまった場合の実行コード"
}
...
ここで例として、先程のif文の処理に加えて「入力された数値が5以上の場合は”5以上だよ!”と表示する」というコードを書いてみましょう。
#include<iostream>
int main()
{
int input;
std::cin >> input;
if (input >= 10)
{
std::cout << "10以上だよ!" << std::endl;
}
else if(input >= 5)
{
std::cout << "5以上だよ!" << std::endl;
}
return 0;
}
上記のコードを実行して10以上の数値を入力すると、”10以上だよ!”と表示されます。
また、10未満・5以上の数値を入力すると、”5以上だよ!”と表示されます。
また、5未満の数値を入力すると、何も表示されずにプログラムが終了します。
このように、ifの条件に当てはまらなかった場合に、違う条件で実行内容を変更することができるのが、if-elseif文です。
if-elseif-else
if-elseif-elseとは、「もし〇〇なら、△△をする。●●なら、▲▲をする。そうじゃなければ、□□をする。」
のように、if-elseif文に加えて、else文を追加できる文です。
if-elseif-elseは以下のように記述します。
if("条件1")
{
"条件1に当てはまった場合の実行コード"
}
else if("条件2")
{
"条件2に当てはまった場合の実行コード"
}
else if("条件3")
{
"条件3に当てはまった場合の実行コード"
}
...
else
{
"どの条件に当てはまらなかった場合の実行コード"
}
ここで例として、先程のif-elseif文の処理に加えて「入力された数値が5未満なら”5未満だよ!”と表示する」というコードを書いてみましょう。
#include<iostream>
int main()
{
int input;
std::cin >> input;
if (input >= 10)
{
std::cout << "10以上だよ!" << std::endl;
}
else if(input >= 5)
{
std::cout << "5以上だよ!" << std::endl;
}
else
{
std::cout << "5未満だよ!" << std::endl;
}
return 0;
}
上記のコードを実行して10以上の数値を入力すると、”10以上だよ!”と表示されます。
また、10未満・5以上の数値を入力すると、”5以上だよ!”と表示されます。
また、5未満の数値を入力すると、”5未満だよ!”と表示されます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
if文は、C++に限らずどの言語でも必ず登場する処理です!
使いこなせるようになれば、あなたはプログラマとして大きな一歩を踏み出したということでしょう。
この記事が少しでもあなたの成長に役立てれば幸いです!
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